ロンドン五輪前年の東京マラソンで
日本人トップの3位入賞を果たし、
一躍、公務員ランナーとして脚光を浴びた川内さん。
惜しくもロンドン五輪出場は逃しましたが、
今年2月の別府大分毎日マラソンでは
日本歴代16位の2時間8分15秒で見事優勝、
リオ五輪代表の切符獲得に向けて大きくアピールしています。
今回はそんな公務員ランナー・川内優輝さんから
営業マンに通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
日本のマラソン界には、実業団に所属して
トレーニングを積むという伝統があります。
これま老舗の旭化成をはじめ、カネボウ、日清食品など
多くの企業が素晴らしいランナーを輩出してきました。
川内さんはそんな日本マラソン界にとっては
異端児と言えます。
平日の練習は通勤を兼ねた2時間程度の練習のみ。
実業団所属の選手より圧倒的に少ない練習量を補うために、
週末に練習時間を集中させています。
また、実業団では1年に1、2回のレース出場が常識ですが、
川内さんは昨年、9つのレースに出場しています。
しかも、
父の故郷・隠岐への墓参りを兼ねてレースに出場するなど、
我が道を行く競技人生を送っています。
そんな、常識をものともしない川内さんに批判の声もありますが、
最近の川内さんは、豊富なレース経験によって
持ち前の粘り強さに勝負強さが加わり、
好調な走りを見せています。
レース前の記者会見など、
個性的な言動が注目されがちな川内さんですが、
自分で自分をコントロールして実績を上げている、
大変な努力家でもあります。
大学時代も、アルバイトをしながら毎日20キロ走り、
そのかたわら、公務員試験の勉強もしていたのです。
しかし、
川内さんには、どんな時にも悲壮感はありません。
それは川内さんの行動を後押ししている、
前向きな姿勢によるものではないでしょうか。
川内さんの応援サイトには、
こんな言葉がアップされています。
「みんな自分の中に限界をつくってやっている。
僕は、『やってみないとわからないじゃないか』と思っていますから」
どんなに常識と違うことでも、大変なことでも、
「やってみないとわからない」。
限界をつくる前に“やってみる”。
この積極的な生き方が
川内さんの成果を後押ししているのです。
『自分はこんなもんだろう』
長く働けば働くほど、
知らず知らずのうちに自分に“限界”を
つくってしまうことがあるのではないでしょうか。
しかし、“限界”を設定してしまうと
それ以上の成長・成果をつくり出すことは
難しくなってしまうものです。
限界を取っ払って、
限界をつくる前に“やってみる”。
「やってみないとわからない」とつぶやくたびに、
心が前向きになり、
成功に向けて行動していけるようになるかもしれません。
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