台湾出身の張氏は10歳のときに単身日本に渡り、
14歳でプロ試験に合格します。
プロ入り後は、破竹の勢いで白星を重ね、
至上最速、最高勝率で700勝を達成。
さらに、23年ぶりに7大タイトル制覇という偉業を達成するなど、
囲碁界に数々の伝説を打ち立て続けています。
今回は、囲碁界の頂点に立つ張氏から、
営業マンにも通じるセールスマインドを学んでいきたいと思います。
台湾から単身日本に渡ってきて、約4年。
張氏にとって、夢にまで見た、念願のプロ入りです。
しかし、張氏は、決して満足していませんでした。
それは、
「プロになったのに、弱いままでは恥ずかしい」
そう思うほど、自分の実力に対する不満があったのです。
その悔しさをバネに、より一層囲碁に打ち込んだ張氏は、
プロ入り後、メキメキと頭角を表していきました。
その源には「負けず嫌い」があったと、張氏は言います。
しかし、囲碁は勝ち負けを競う勝負の世界。
当然ながら、プロ棋士の中に「負けず嫌い」はごろごろいるはずです。
単なる「負けず嫌い」というだけで、
至上最速・最高勝率で700勝に到達することなど、本当に可能なのでしょうか。
実は、
彼の「負けず嫌い」は、
ただの「負けず嫌い」ではなかったのです。
張氏によれば、
「負けず嫌い」にも、段階があるといいます。
最初の段階が、「その場の勝ち負けにこだわる、その場だけの負けず嫌い」。
次の段階が、「努力と準備を行って、勝とうとする負けず嫌い」。
さらに、その上にあるのが、
「自分のすべてをかけて、一道を極めようとするほどの負けず嫌い」
です。
【真の負けず嫌い】は、必ずどこかの時期、
寝食を忘れ、すべてを注ぎ込む経験を経ているといいます。
張氏はまさにこの【真の負けず嫌い】であり、
それゆえに、多くの伝説を打ち立てることができたのです。
トップセールスとして伝説を残すことを目指すなら、
【真の負けず嫌い】となり、一度は寝食を忘れ、
すべてをセールスに注ぎ込む期間が必要なのかもしれません。
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