さて、名刺交換も終わって、やれやれ一安心です。
・・・しかし、ここで油断してはいけません。
実は、もらった後のマナーも大切になります。
いただいた名刺は、すぐにポケットにしまったりしてはいけません。
名刺は机の上座側においておきましょう。
相手が一人であれば、いただいた名刺を自分の名刺入れの上に乗せておきます。
複数の場合は、一枚のみを名刺入れに乗せておくのではなく、
すべてをテーブルの上に並べておきましょう。
相手方の席順に合わせて並べると、顔と名前を一致させやすく、おススメです。
くれぐれもお茶をこぼして汚してしまったり、
置き忘れて帰ってしまったりしないように注意しましょう。
商談がそろそろ終了しそうなタイミングで、名刺入れにしまいましょう。
先方や上司がしまいはじめてから、しまうようにするのが無難です。
いただいた名刺に、その場で日付などを書きこむことはしてはいけません。
『名刺はその人の「分身」』ですからね。
もし、書き込みたい場合は、帰ってからにしましょう。
これまで4つのポイントに分けてマナーを紹介してきましたが、
実際には必ずしも、予期した状況どおりことが運ぶとは限りません。
そこで、思いがけない状況に遭ってしまったときの対処法をいくつか説明します。
万が一、名刺を切らしていたり、忘れたりしてしまった場合は、
丁重に非礼を詫び、次回改めて渡すという旨を付け加えましょう。
後日、名刺をお渡しする際にも、きちんとお詫びしましょう。
商談がそろそろ終了しそうなタイミングで、名刺入れにしまいましょう。
先方や上司がしまいはじめてから、しまうようにするのが無難です。
「先を越されてしまった!」と思って焦らずに、落ち着いて対応すれば大丈夫です。
差し出されているのに受け取らないというのも失礼に当たるため、
待たせずに先に受け取りましょう。
その上で、「遅れまして申し訳ございません」と一言付け加えてから、
すぐに名刺を取り出し、渡すようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回お伝えさせていただいたのは、
名刺交換の基本の「き」の字に当たる部分です。
ひとつでも多くの気づきを得ていただけていたら幸いです。
名刺は相手の分身です。
名刺交換の所作・名刺の扱い方が相手への心遣いを示すことになります。
相手との商談・ビジネスを成功に向かわせるためにも、
ぜひ名刺交換から、よい第一印象づくりに努めていきましょう。
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